小さな大腸ポリープの発見も可能

大腸カメラ

大腸カメラ(下部消化管内視鏡)は肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの炎症、ポリープやがん、潰瘍などの病変を調べる検査です。
他の検査では識別困難だった大腸の色調変化や粘膜面の変化を捉えることができるため、小さなポリープの発見も可能です(ケースにより、大腸ポリープの切除も行えます)。
また、疑わしい部位が見つかった場合は、生検(ごく小さい組織片を摘まみ出し、顕微鏡などで詳しく調べること)することができます。
40歳以上の方には、一度は大腸カメラ検査をお受けになることをお勧めいたします。

※当院の大腸カメラ検査は月・火・水・金・土曜日の午後(13:30~15:00、土曜日は12:30~14:00)に予約制で行っております。事前のご予約をお願いいたします。

大腸カメラを受ける際の注意点

検査前日

  • ひじき、わかめ、こんにゃく、きのこ類など繊維質の多い食品、またイチゴやキウイなど種子の多い食品は、検査2日前から控えるようにしてください。
  • 夕食は午後8時頃までに、消化の良いものを軽めに摂り、早めに就寝しましょう。

検査当日

  • 検査が終わるまで、飲食は禁止です。
  • 朝のお薬がある人は事前の指示に従って内服または休薬してください。
  • タバコは吸わないでください。
  • 自動車やバイク、自転車などを自分で運転してのご来院は控えてください。

大腸カメラ検査の流れ

【予約】
大腸カメラ検査の予約を入れていただきます。
【検査前日】
低繊維食を食べます。
就寝前に下剤を内服します。
【検査当日】
大腸をきれいにするために、下剤1.5~2リットルほどを数回に分けて飲んでいただきます。
※前日から下剤を飲む場合もあります。
【検査】
1.鎮静剤を投与(注射)します。
2.左側を下にしてベッドに横になり、検査が始まります。
3.肛門から内視鏡を挿入していきます。
4.医師がモニターに映る大腸の内部を隅々まで観察します。
5.検査後、ベッドで1時間ほど休み、しっかりと覚醒したことを確認し帰宅します。

検査後

  • 鎮静剤を使用した方は、検査後車の運転や強度の運動は避けてください。
  • ポリープ切除を行った方は、検査後2時間は食事を控えてください(飲水は構いません)。
  • ポリープ切除を行った方は、検査当日のお風呂はシャワー程度にしてください。
  • ポリープ切除を行った方は、検査当日・翌日に飲酒や暴飲暴食、香辛料などの刺激物は控え、消化の良いものを召し上がるようにしてください。
  • 検査終了後、気になる症状や血便がある場合は、クリニックへご相談ください。

こんな症状に大腸カメラ検査をお勧めします

・血便 ・便通異常(便秘・下痢) ・腹痛、腹部膨満感 ・貧血を指摘されている ・顔色が悪いと言われる ・急激な体重の減少 ・便潜血反応で陽性と出た ・大腸ポリープや大腸がんを治療した経験がある など

このような疾患の検査・診断に大腸カメラは有効です

・大腸ポリープ ・大腸がん ・潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患 ・大腸憩室症(腸管の内壁の一部が外側に向かって袋状に飛び出した状態) ・虚血性腸炎(大腸の血流障害によって大腸粘膜に炎症や潰瘍が生じ、突然の腹痛や下痢、下血をきたす疾患) など